季節の花190406と踏み込み温床・チャボの孵化

二十四節気では清明の季節。清明とは「清浄明潔」の略で、万物がけがれなく清らかで生き生きとしているという意味だそうですが、まさに豊かな生命力に満ち溢れている今日この頃です。そんな我が家の季節のヒトコマを御紹介。まずは庭先から・・・。

白い水仙

白いスイセンが開花中。

花韮

こちらは花韮(ハナニラ)。葉は畑のニラに似ていますが、同亜種の別属なのだそうです。

三椏

こちらは和紙の原料としても知られている三椏(ミツマタ)。造園のお仕事をされているお客様に苗をいただいたもの。名前の如く枝の先が三つに分かれ、可愛い花をつけています。

チョコレートチップの蕾

こちらはアジュガのチョコレートチップの蕾。花も良いですが蕾にも生命力を感じます。次も蕾で、鉢植えのキンリョウヘンという蘭の一種。

キンリョウヘンの蕾

今年も花芽を付けてくれました。この花はニホンミツバチの分蜂群を誘引するのに一役買ってくれるのです。この辺りの分蜂シーズンも、もうすぐです。

ユキヤナギ

こちらはユキヤナギ。次は畑で開花中のスモモの花です。

スモモ

畑の一角には、可愛い蔓をもつ編笠百合(アミガサユリ)が毎年、姿を現してくれます。きっと家主さんが植えられたのでしょう。

編笠百合

畑の畝では、ハコベやオオイヌノフグリ、レンゲやヒメオドリコソウが元気です。こちらは白菜の菜の花とヒメオドリコソウ(姫踊子草)。

姫踊子草

畑に作った踏み込み温床では、夏野菜の芽が出始めました。

夏野菜ポット苗

ナス、ピーマン、シシトウ、トマトなど・・・。今年の踏み込み温床は、踏み込む前に予備発酵をしてみたのですが、これが上手くいったようで、発酵熱を割とキープ出来ています。温床はこんな感じです。

踏み込み温床2019

温床の周りに土を盛ってみるのも初めてです。蓄熱と断熱をねらっていますが、これも功を成したのでしょうか・・・。さて、この写真の左奥に写っている立派な桜は、数年前に亡くなられたお爺さんの庭先に植えられているソメイヨシノ。

お爺さんの桜

お爺さん亡き今も、毎年咲き誇り、この桜を見る度にお世話になったことを思い出してしまいます。今年の桜は、先日までの寒気の影響で長く楽しむことが出来ています。

さて、先日から抱卵していたチャボの雌ですが、今朝、小屋に行くと何やらソワソワした様子。

抱卵中のチャボ20190406

寒気到来の時は、首をすくめて鏡餅のようにじっと藁床にへばり着いていたのですが、何やら尾羽をピクピク動かしてもいます。孵化したのでは・・・と思っていると、やはりピヨピヨと鳴く声が聞こえました!

孵化確認20190406

お尻のあたりの羽根の中から1羽のヒヨコの頭が現れました。まずは1羽無事に孵化したようです。寒気の中でも、じっと頑張って卵を温め続けていたのです。

そして、最後はうちの愛犬はなちゃん。

はなちゃん20190404

寒の戻りで冷え込みの酷かった先日の夜、家に入れてもらってストーブの前で眠りこんでいるところ・・・でした。