ネスターマーティンS43

ネスターマーティンS43

お彼岸も終わり、我が家でもウグイスの声が聞こえる季節となりました。
春の到来はとても気持ちが良いのですが、薪ストーブに火を入れる生活が終わろうとしているのはとても寂しいものです。
今季も我が家の薪ストーブ、ネスターマーティンS43は厳しい冬を和やかに楽しませてくれました。
暖房としてはもちろんのこと、焼き芋やピッツァなどのお料理、特にダッチオーブンを使ってのパン焼きや分厚くフワフワのお好み焼きなど、体の外から内から暖めてくれました。

この薪ストーブの特徴は、桧や杉などのすぐに燃え尽きてしまう針葉樹をゆっくりと長持ちさせながら上手に燃焼できること。桧や杉というと着火時の焚き付け材として使用するのが一般的ですが、それをメインの燃料として使用することもできるのです。ただし、熾火は広葉樹のようには長持ちしてくれませんが・・・。
それでも、山に放置されてしまうような桧や杉の間伐材を貴重な燃料として利用できるので山暮らしではとても重宝しています。

あと、特筆すべきは炎の美しさ。
woodbox燃焼方式でプレヒーティングされた熱い空気を炉内に絞り気味に給気したときは、焚き火とは違ったゆったりとした炎を眺めることができたりもします。
ちなみに我が家の薪ストーブと煙突は、京都の京阪エンジニアリングが取付工事を行って下さいました。HPではネスターマーティンについて詳しく書かれていますので、興味のある方はご参考に・・・。