もうすぐ分蜂の季節

20170406みつばち

今年は桜の開花が例年になく遅かったのですが、この数日間でようやく暖かくなりました。
我が家のミツバチも活発に動き出しているようです。
ここ紀美野町の山間部では、毎年4月下旬から5月にかけてが二ホンミツバチの分蜂シーズンとなります。もうすぐです。
分蜂というのは、蜜蜂のコロニーに新しい女王蜂が生まれるときに、それまでいた女王蜂がコロニーの半分くらいの働き蜂を引き連れて、引っ越しをすることを言います。もとの巣と残りの働き蜂は新しい女王蜂にお譲りするわけです。

2016年の分蜂

これは昨年、我が家のミツバチが分蜂したときの写真です。
こんな風に固まって新しく巣作りする場所を決めています。
この中に一匹の女王蜂がいるはずなんですが・・・。なかなか見つけるのは困難です。
巣作りの場所が決まれば、集団で飛んで行ってしまいます。
この時は、我が家で用意していた空の巣箱に入ってくれました。(笑)

さて、今季は2つのコロニーが越冬に成功しました。
その一つがこんな感じです。

果樹園の巣

働き蜂がかなり減ってしまってスカスカですが、コロニーは消滅せず、花の蜜と花粉を集め始めているようです。
ちなみに巣箱の設置風景はこんな感じです。

果樹園の巣箱

巣箱についても、いずれ機会を見つけてご紹介したいと思います。
そして、もう一つの巣箱はというと・・・。

軒下の巣箱

家の軒下に置いています。
こちらのコロニーの巣もスカスカでした。

軒下の巣

巣板の間から、ミツバチが集まっているのがうかがえます。
ところでこの2つのコロニー、果たして分蜂できるくらいに復活できるのでしょうか・・・。
経過観察が楽しみです。
ちなみに、分蜂前のコロニーの様子ですが、例えばこんな感じになります。

分蜂前のコロニー

2枚目の写真のコロニーが分蜂する前の巣の様子。
この写真、巣箱の下のフタを開け、カメラを突っ込んで上向きに撮影しています。